EXAM GUIDE 試験案内
令和6年度大分県職員採用(初級試験/医療免許資格職試験Ⅱ)
受験手続
- 受付期間
- 令和6年8月5日(月)~8月23日(金)午後5時15分
受付期間中に正常に到達したものに限り受け付けます。
令和6年度大分県職員採用初級試験・医療免許資格職試験Ⅱ 受験案内
- 申込の方法
- ・申込画面上の注意事項を十分確認の上、直接申し込んでください(申込時に提出する顔写真については、顔が識別できる鮮明なものを添付してください。)。
・申込みを正常に受け付けた際には「申請受付のお知らせ」を専用サイトのマイページ内に送信するので、必ず確認してください。返信が届かない場合は、大分県人事委員会事務局まで連絡してください。
・システムの操作等でご不明な点がありましたら「大分県人事委員会事務局」にお問い合わせください。
(Tel:097-506-5212 受付時間:8時30分から17時15分まで(日・土・祝日を除く。))
- 受験票の送付
- 8月下旬に専用サイトのマイページ内に送信するので、8月30日(金)までに受験票が届かない場合は、大分県人事委員会事務局にお問い合わせください。
- その他
- 〇申込時に提出する顔写真については、受験前6か月以内に写した上半身脱帽正面
向きのもので、顔が認識できる鮮明なものを添付してください。
〇受験票は各自で印刷し、通常はがきの大きさ・厚さの紙に貼り付けてください。
〇受験票は第1次試験当日に必ずお持ちください。
採用予定者数・受験資格
試験種類、試験区分、採用予定者数及び職務の内容
種類 | 試験区分 | 採用予定者数 | 職務の内容 |
---|---|---|---|
初級 |
行政 |
10人 |
知事部局、教育委員会(県立学校を含む。)等に勤務し、一般行政事務に従事します。 |
教育事務 |
5人 |
教育委員会又は市町村立学校に勤務し、教育事務に従事します。 |
|
警察事務 |
7人 |
警察本部、県内各警察署等に勤務し、警察事務に従事します(当直、交替制等の変則的勤務を伴う場合があります。)。 |
|
林業 |
3人 |
知事部局に勤務し、専門の業務に従事します。 |
|
総合士木 |
8人 |
知事部局又は企業局に勤務し、専門の業務(土木又は農業土木)に従事します。 |
|
電気 | 1人 |
知事部局、教育委員会、企業局等に勤務し、それぞれ専門の業務に従事します。 |
|
医療免許資格職II |
診療放射線技師 |
1人 |
知事部局又は病院局に勤務し、それぞれ専門の業務に従事します。 |
臨床検査技師 |
1人 |
注1 申込みできる試験区分は、このうち一つに限ります。
また、申込受付後に試験区分を変更することはできません。
注2 採用予定者数は、今後の欠員等の状況により変更になることがあります。
注3 試験区分「総合士木」は「土木」と「農業士木」を統合した職種です。
受験資格(初級)
- 年齢
- 平成15年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた者
- 学歴
- 行政・教育事務・警察事務・林業・電気
学校教育法による大学(4年制以上のもの)を卒業した者又は令和7年3月までに卒業見込みの者(大分県人事委員会が同等の資格があると認める者を含む。)は受験できません。
- 学歴
- 総合土木
学校教育法による大学(4年制以上のもの)、短期大学及び高等専門学校を卒業した者又は令和7年3月までに卒業見込みの者(大分県人事委員会が同等の資格があると認める者を含む。)は受験できません。
- 国籍
- 日本国籍を有しない者も受験できます(「警察事務」を除く。)。
ただし、日本国籍を有しない者は、採用時に職務に従事可能な在留資格がない場合は採用されません。
また、日本国籍を有しない者の任用に当たっては、「公権力の行使又は公の意思形成への参画に携わる職には就けない」という公務員の基本原則に沿った任用が行われます。
受験資格(医療免許資格職II)
- 年齢
- 平成7年4月2日から平成16年4月1日までに生まれた者
- 学歴
- 学歴は問いません。
- 国籍
- 日本国籍を有しない者も受験できます。
ただし、日本国籍を有しない者は、採用時に職務に従事可能な在留資格がない場合は採用されません。
また、日本国籍を有しない者の任用に当たっては、「公権力の行使又は公の意思形成への参画に携わる職には就けない」という公務員の基本原則に沿った任用が行われます。
注 「大分県人事委員会が同等の資格があると認める者」については、大分県人事委員会事務局にお問い合わせください。
◎ 免許
次の試験区分の受験には、それぞれ免許が必要です。
種類 | 試験区分 | 免許 |
---|---|---|
医療免許資格職II |
診療放射線技師 |
診療放射線技師法に規定する診療放射線技師の免許を有する者又は令和7年5 月31 日までに取得見込みの者 |
臨床検査技師 |
臨床検査技師等に関する法律に規定する臨床検査技師の免許を有する者又は令和7年5 月31 日までに取得見込みの者 |
注 免許を取得見込みの者は、各取得期限までに取得できなかった場合には、この試験に合格しても採用されません。
◎地方公務員法第1 6 条に該当する者は受験できません。
◯禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその執行を受けることがなくなるまでの者
◯大分県職員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者
◯日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
試験の実施
(1)試験日時及び試験会場
第1次試験
- 試験日時
- 令和6年9月29日(日)
入室開始 午前8時30分
着席完了 午前9時
試験時間
教養試験 午前9時30分から12 時まで
教養試験II(事務系)午後1時30分から2時30 分まで
専門試験(技術系)午後1時30分から3時30 分まで
(注)遅刻者は、試験開始後、30分を経過したら入室できません。
- 試験会場
- 大分県立芸術文化短期大学
(大分市上野丘東1番11号)
第2次試験
- 試験日時
- 【作文試験・専門試験・適性検査】
令和6年10月16日(水)
【面接試験】
令和6年10月29日(火)から11月8日(金)までの指定する1日
※第2次試験の詳細は、受験申込時に使用した専用サイト内で、第1次試験合格者に通知します。
- 試験会場
- 【作文試験・専門試験・適性検査】
大分県庁
(大分市大手町3丁目1番1号)
【面接試験】
大分県公文書館
(大分市王子西町14番1号)
注1 事務系とは試験区分のうち「行政」、「教育事務」及び「警察事務」を指し、技術系とは事務系以外の試験区分を指します(以下同じ。)。
注2 試験会場への自動車の乗り入れ及び試験会場周辺における駐車や送迎時の駐停車はできません。
注3 学校保健安全法で出席の停止が定められている感染症(新型コロナウイルス感染症など)に羅患し治癒していない方や、当日発熱がある方は、他の受験者への感染のおそれがあるため、当日の受験は控えてください。明らかに体調不良であると認められる場合には、退出いただくことがあります。
※緊急事態の際の情報提供について
台風・地震等やむを得ない事情により試験日時及び試験会場を変更する場合があります。
その場合は、「大分県職員採用ポータル」に試験情報を掲載します。電話の際は次の連絡先にお問い合わせください。
(緊急事態時の試験当日の電話対応:午前6時30分から)
大分県人事委員会事務局公務員課試験・審査班
097-506-5212 (直通)
「大分県職員採用ポータル」
https://oita-recruit.com
(2)試験種目、試験の内容及び配点
次の試験を初級試験は高等学校卒業程度、医療免許資格職試験II は短期大学卒業程度の内容で実施します。
第1次試験
- 教養試験
- 公務員として必要な一般的知識(社会、人文、自然)及び知能(文章理解(英文を含む。)、判断推理、数的推理、資料解釈)についての筆記試験
(2時間30分 5枝択ー式50問)
配点
初級(事務系):160点
初級(技術系):80点
医療II:80点
- 教養試験II
- 国語の基礎力についての筆記試験(1時間)
配点
初級(事務系):40点
- 専門試験
- 専門的知識、技術等の能力についての筆記試験。試験区分ごとの出題分野は別表1を参照してください。
(2時間 5枝択ー式40問)
配点
初級(技術系):120点
医療II:120点
第2次試験
- 作文試験
- 職務の遂行に必要な表現力、構成力等についての筆記試験
(1時間20分 800字以内)
配点
初級(事務系):50点
初級(技術系):50点
- 専門試験(記述式)
- 専門的知識、技術等の能力についての記述式による筆記試験。
試験区分ごとの出題分野は別表2を参照してください。
(1時間30分)
配点
医療II:100点
- 適性検査
- 職務の遂行に必要な適応性についての検査
検査結果は、面接試験の参考資料にします。
- 面接試験
- 人物についての個別面接
(1回35分程度の面接を2回実施)
配点
初級(事務系):250点
初級(技術系):250点
医療II:300点
- 合計点
初級(事務系):500点
初級(技術系):500点
医療II:600点
(3) 合格者の決定方法
◯第1 次試験合格者の決定
第1次試験の各試験種目の得点を合計した得点の高得点順に決定します。
合格ラインに同点者がいる場合は、同点者までを合格者とします。
◯最終合格者の決定
第1次試験及び第2次試験の得点を合計した総合得点の高得点順に決定します。
最終合格ラインに同点者がいる場合は、第2次試験の得点により決定します。
さらになお、同点者がいる場合は、面接試験の得点により決定します。
◯合格基準
各試験種目にはそれぞれ合格基準があり、その合格基準に達しない場合は不合格となります。
したがって、総合得点及び総合順位が上位であっても不合格となる場合があります。
なお、合格基準は本ポータルサイトで公開しています。
(4)試験結果の発表
試験 | 発表の時期 | 発表の方法 |
---|---|---|
第1次試験 |
令和6年10月8日(火) 午前9時 |
合格者には専用サイトのマイページ内でお伝えします。 また、合格者の受験番号は、本ポータルサイトに掲載します。 |
第2次試験 | 令和6年11月下旬 |
注1 必ず本ポータルサイトで合否を確認してください。
注2 第1次試験合格者には専用サイト内で、第2次試験の日時、場所、準備が必要な書類等を連絡します。第1次試験を合格したにも関わらず、10月8日(火)までに通知が届かない場合は、直ちに大分県人事委員会事務局にお問い合わせください。
試験結果の情報提供
受験者は、第1次試験及び第2次試験の試験種目別得点、総合得点及び総合順位を、各試験の合格発表日以降に閲覧することができます(口頭による開示請求に基づく簡易開示は行いません。)。
- 閲覧できる者
- 第1次試験
第1次試験不合格者(途中棄権者を除く。)
第2次試験
第1次試験合格者
- 閲覧できる内容
- 試験種目別得点、総合得点及び総合順位
- 閲覧期間
- 合格発表の日から起算して1か月間
- 閲覧の方法
- 各試験の合格発表日以降に専用サイトのマイページ内でお伝えします。
注 閲覧期間を過ぎると、専用サイトのマイページ内で成績の閲覧ができなくなるので、各自必要に応じてデータを保存してください。
採用及び給与
(1)合格から採用まで
◯最終合格者は、大分県人事委員会の採用候補者名簿(原則として確定後1年間有効)に成績順に登載されます。大分県人事委員会は、任命権者(知事、教育委員会及び警察本部長)からの請求に応じて採用候補者を成績順に提示し、任命権者がその中から採用者を決定します。
◯採用予定時期は、原則として令和7年4月1日以降ですが、既卒者については、それより前に採用されることもあります。
◯受験資格がないことが判明した場合は、合格を取り消します。
◯「警察事務」については、採用後警察学校において1か月間の教育訓練を受け、修了後は警察署等に勤務します。
(2)給与
◯給料月額(例)
・初級試験………………… 171,400円(高校卒の場合)
・医療免許資格職試験II ………………… 199,400円(短大3卒の場合)
注 上記の給料月額は、令和6年4月1日現在の初任給であり、経歴等に応じて加算されます。
◯給料以外の主な諸手当
勤務条件等に応じて、扶養手当、住居手当、通勤手当、時間外勤務手当、期末手当、勤勉手当等が支給されます。
日本国籍を有しない者の任用
日本国籍を有しない者の任用に当たっては、「公権力の行使又は公の意思形成への参画に携わる職には就けない」という公務員の基本原則に沿った任用が行われます。
次のような「公権力の行使又は公の意思形成への参画に携わる職」に該当する職務に従事することはできませんが、それ以外の職務には従事できます。
(公権力の行使に該当する主な職務の例)
◯税の賦課決定、徴収及び滞納処分
◯法令(条例及び規則を含む。以下同じ。)に基づく許認可(法人設立認可等)
◯法令に基づく行政上の即時強制、立入検査及び取締り
◯公物管理権に基づく権力作用の行為(施設の使用許可、立入許可等)
◯法令に基づく補助金、交付金、貸付金等の決定事務
◯その他行政目的を達成するために法令によって認められた権能に基づいて一方的な判断で県民の権利義務その他法的地位を具体的に決定する行為
(公の意思形成への参画に携わる職)
部長級、次長級、課長級等の職のうち、県行政について企画、立案及び決定に参画するものが該当します。
詳しくは、大分県人事委員会事務局までお問い合わせください。
受験上の配慮
障がい等があり、受験上の配慮(例:車いす使用、点字、拡大文字等)を希望する場合は、申込時にあらかじめその旨を大分県人事委員会事務局に申し出るとともに、申込画面の「受験上の要望事項」欄にその旨を記入してください。
なお、点字による受験は、「行政」及び「教育事務」の試験区分に限ります。また、試験時間等が異なります。
試験問題の出題例
第1次試験(択ー式)及び第2次試験(作文試験)の試験問題の出題例を本ポータルサイトに掲載しています。
[参考]過去2年間の試験実施状況
種類 | 試験区分 | 令和5年度 | 令和4年度 | ||||||
受験者数 (a) |
合格者数 |
競争率 (a/b) |
受験者数 (a) |
合格者数 |
競争率 (a/b) |
||||
1次試験 | 最終(b) | 1次試験 | 最終(b) | ||||||
初級 |
行政 | 82 | 30 | 10 | 8.2 | 112 | 45 | 18 | 6.2 |
教育事務 |
36 |
18 | 6 | 6.0 | 18 | 10 | 3 | 6.0 | |
警察事務 | 37 | 12 | 4 | 9.3 | 37 | 13 | 4 | 9.3 | |
林業 | 3 | 2 | 2 | 1.5 | 4 | 2 | 1 | 4.0 | |
総合土木 | 13 | 9 | 7 | 1.9 | 11 | 8 | 6 | 1.8 | |
電気 | – | – | – | – | 5 | 3 | 2 | 2.5 | |
医療免許 資格職II |
診療放射線技師 |
– | – | – | – | 21 | 10 | 3 | 7.0 |
臨床検査技師 |
8 | 4 | 2 | 4.0 | – | – | – | – |
別表1 第1次試験における専門試験出題分野(5枝択ー式)
初級
- 林業
- 森林経営、森林科学、測量、林産物利用
- 総合土木
- 数学・物理・情報、土木構造設計(構造力学、構造設計)、土木基盤力学(水理学、土質力学)、測量、社会基盤工学、土木施工、農業土木設計、水循環、農業土木施工、農業に関する基礎(農業と環境、農業と情報等)
- 電気
- 数学・物理、電気回路、電気機器・電力技術・電子計測制御、電子技術・電子回路・通信技術・情報
医療免許資格職II
- 診療放射線技師
- 放射線物理学、放射線計測学、基礎医学、放射線生物学(放射線衛生学を含む。)、診療画像機器学(医用工学を含む。)、診療画像検査学・エックス線撮影技術学、医用画像情報学(画像工学を含む。)、核医学検査技術学(放射化学を含む。)、放射線治療技術学、放射線安全管理学
- 臨床検査技師
- 医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む。)、公衆衛生学(関係法規を含む。)、臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む。)、臨床検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む。)、病理組織細胞学、臨床生理学、臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む。)、臨床血液学、臨床微生物学、臨床免疫学
別表2 第2次試験における専門試験出題分野(記述式)
医療免許資格職II
- 診療放射線技師
- 画像工学・エックス線撮影技術学、RI検査技術学、放射線治療技術学、放射線安全管理学
- 臨床検査技師
- 公衆衛生学、臨床検査総論、臨床血液学、臨床微生物学