#わたしが公務員に
なった理由
先輩インタビュー

山本 龍駆

県民の生活や安全のために働いているということが、より直接的に、実感できる仕事

プロフィール

山本 龍駆

山本 龍駆

所属交通規制課

現職警察事務

県入庁年月日平成30年4月

#わたしが公務員になった理由

大分県内の交通事故に遭う人を減らしたい・無くしたいと考えた

現在、大分県警察本部で警察事務職員として働く山本さんが、今の職業を選んだきっかけを聞いてみました。

山本さん:一つは、過去に、家族が交通事故に巻き込まれたことがあり、大分県内の交通事故に遭う人を減らしたい・無くしたいという思いが強かったことからです。また、県の仕事は多岐にわたっており、警察事務の仕事もその一つでした。父親が警察官だったこともあり、子供の頃から「馴染み」のある警察という世界へ携わってみたいとも思いました。

県民の生活や安全のために働いているということが、より直接的に実感できる仕事

実際に警察事務職員として採用されたわけですが、現在はどのような仕事をされているのでしょうか。

山本さん:現在は、大分県警察本部の交通部交通規制課で、信号機の工事設計や工事監督をはじめとして、信号機の管理・運用、交通管制システムを駆使した交通渋滞解消や交通情報の提供等の仕事をしています。

まさに、今、警察本部で「交通」の仕事をされているわけですが、実際にやりがいを感じるのはどんなときですか。

山本さん:目に見えて分かりやすいところであれば、私が設計、監督した信号機工事が無事に終了し、現地に新しくなった機器や柱が完成したとき等にやりがいを感じています。
具体的には、市の道路拡幅事業に伴う信号機の移設工事で、市役所をはじめ、信号工事業者、道路工事業者、その他あらゆる関係機関と協力、連携をしながら長期にわたって工事に取り組みました。工事を進めていく中で、配線や工事日程等の問題が出ましたが、それぞれ関係者の方と調整を行い、無事に工事を終了できたときは、大きな達成感を得ました。
その他の仕事でも、交通事故が起こり、現場が一部通行止めのような状態となってしまって、渋滞等が発生した場合に、その道路や周辺の信号機の調整や情報板により、周辺の交通量の調整を図り交通が流れるような運用をすることがあります。信号機の臨時的な運用をすることで、実際に現場で交通がスムーズに流れたりしたとき等にも、やりがいや達成感を肌で強く感じることがあります。

確かに今の職でしか経験できない業務ですね。

山本さん:そうですね。当然、公務員であれば、どういった職でも何らかの形で県民のために仕事を遂行していくことになります。中でも警察事務の仕事は、特に県民の生活や安全のために働いているということが、より直接的に実感できる仕事です。

職場の先輩と

真摯に対応し、自分という人間を理解してもらう

やりがいや達成感を肌で強く感じるということですが、逆に仕事上、つらいことはありませんか。

山本さん:仕事をする中では、当然つらいと感じることもあります。
例えば、信号機の工事を進めていく中で、柱の建て位置の確保が難しい場合や、道路管理者による道路工事の進捗と兼ね合いがうまくいかない場合があり、予定通りに進まないこともあります。
県内全域で信号機工事を数多く並行して行うため、それぞれに問題が発生した場合の対応に追われ、正直、つらいと感じたことがありました。しかし、上司や先輩に相談し、色々な知識をいただくことで、無事に解決し、次も頑張ろうという気持ちになりました。
経験も浅いので、仕事をする中で仕事の処理が遅いのではないか、他の人ならもっとうまくできるのではないかと感じ、気分が沈んだこともありました。
そのとき上司から「周りに仕事が早い人がいるかもしれないけど、そもそも比べる必要はない」と温かい言葉をいただき、それ以来、自分のペースで優先順位をつけながら、しっかり取り組もうという気持ちになり頑張れました。
また、仕事をしているなかで、自分が警察の職員ということで、どうしても、相手が「構える」というか、ちょっとフィルターをかけた目で対応してくることもあります。
少し残念に思いますが、そういう場合は、まず、自分を1人の人間として見てもらうよう、相手の立場に立って、ひたすら真摯に対応するようしています。時間も掛かり、上手く行かないこともありますが、相手に自分という人間を理解してもらい、先入観や思い込み抜きで話ができ、最終的に「良かった。」と思えることが多いです。

正直、少し身構えていました

働く前と後ではイメージに変化がありましたか。

山本さん:父は警察官であり、息子の私も警察はお堅いイメージがあったため、正直、仕事中も黙々と一人で業務にあたると思っていました。
それで、少し身構えていたのですが、実際には、みんなで話し合い、協力し、悩む内容があれば相談し合いながら仕事を進めています。ここら辺は、一般企業と雰囲気はあまり変わらないのではないでしょうか。
もちろん警察というところで固有の厳しさや堅さが求められる場面もありますが、四六時中そういう訳ではありませんし、オンとオフがはっきりしている感じです。
また、職務上、休日や夜間の出勤もありますが、「働き方改革」も相当進んでいて、交替や振替の休日などはしっかり取れますし、組織として男性・女性共に職員の育児休業の取得が推進されています。

休日はしっかり取れる環境とのことですが、山本さん自身は休日はどんなことをして過ごしていますか。

山本さん:ドライブやスノーボードです。…スノーボードは実はまだ数回しか行っておらず初心者なのですが(笑)。あと、実家の猫(元野良猫・推定8歳)と遊ぶことくらいですかね。最高の癒やしです。

無線で現場に指示を出す

MESSAGE 大分県職員をご検討の方へ

警察は「厳しい」とか「固い」イメージを皆さんお持ちだと思います。 もちろん、職務上、強い緊張が求められることもあり、また、夜勤や休日の出勤もあります。 緊張のスイッチのオン・オフの切り替えがはっきりしていて、引き締まるべきところは、引き締まりますが、基本的には、皆さんが思っている以上に、先輩や仲間と「和気あいあい」と仕事をしている職場です。 また、警察学校で団体生活も経験します。一から新しく覚えなければならないことも多く、最初は不安なことも多いですが、そこでの同期生との深い「絆」は、今では得がたい大きな財産となっています。 職務上、厳しい場面はありながらも、その分、仲間との連帯感を強く感じるため、やりがいや喜びも大きい仕事です。 是非、一緒に働いてみませんか?

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