#わたしが公務員に
なった理由
先輩インタビュー
これまで培ったICT分野の経験で、行政という仕事にチャレンジする
プロフィール
所属デジタル政策課
現職行政(ICT採用)
県入庁年月日令和4年4月
#先輩インタビュー
「公務員」というキャリアがあったらおもしろい
令和4年に設置された社会人経験者採用の中のICT採用試験を経て入庁したY.Sさん。転職のきっかけを聞いてみました。
Y.Sさん:前職では通信インフラ会社と商社系のSI(システムインテグレータ)会社の法人営業分野で、営業職や企画職を延べ10年程度経験しました。クライアントの課題を整理しながら最新のソリューションを提案し、メンバーと一緒にプロジェクトを進める、そんな仕事がおもしろくてたまらなかったです。数十億から100億円規模のプロジェクトに携わった経験から、「もう営業として十分稼いだかな」という思いもあり、ふと今後のキャリアを少し立ち止まって考えました。きっと私はどんな仕事でも楽しく前向きに挑戦できる、だったらこれまで挑戦したことのない分野でキャリアを形成してみよう、そう思い立ったのが転職のきっかけです。
最初は幅広く転職先を見ていましたが、地元の友人が大分県の社会人経験者試験で採用されたことを思い出し、県のホームページでICT採用枠が新設された情報を見て、「これだ!」と思いました。これまでのキャリアを活かせること、自分のキャリアに「公務員」があったらおもしろいな、と気持ちを整理し、受験を決めました。
これまでの経験を活かすことはもちろん、スキルアップもできる
大分県庁初のICT採用で入庁したY.Sさん。現在の仕事について聞いてみました。
Y.Sさん:現在は庁内で稼働する業務システムの管理や開発に携わる傍ら、国の事業の県内の推進も行っています。庁内のシステムについては、職員の業務がスムーズに進むようなシステムの導入や改修の技術的なサポートをしています。プロジェクトリーダーのような役割を担うことが多いように思いますが、各所属のシステムを通じて庁内の様々な業務を知ることができ、飽きることがありません。加えて、これまでの知識や経験が役に立っているので、私の選択は間違ってなかったな、と思っています。国の事業では、市町村と向き合いながら事業を推進していますが、市町村が抱える課題を早期に顕在化させることを意識しています。ネットワークからシステム開発、クラウドサービスといった幅広い知識が求められるので勉強することが多く、さらなるスキルアップにもつながっています。
思った以上に働きやすい
これまでのバックグラウンドが活かせていると感じているY.Sさんですが、入庁前後のギャップはあったのでしょうか。
Y.Sさん:正直、ギャップはあります。民間時代のスピード感や人間関係、働き方、比較するとどれもやっぱり違います。でも入庁してから、寄り添ってくれる職員が多いこと、変わろうとするその姿勢などいい意味でのギャップの方が多いです。業務の中で、新しいことへのチャレンジや、業務課題の解決のアイディアがあったときは皆耳を傾けてくれますし、いい方向に向かうための意見ももらえます。上司や課のメンバーには、時にはとことん時間を割いて向き合ってもらうこともあります。また、私が入庁した当時は月の在宅勤務の回数に上限があったのですが、現在は回数に関係なく業務に合わせて在宅勤務をすることができるようになりました。ICTツールも私が入庁した当時と比較し、年々広がりを見せているので、試行錯誤しながらデジタル技術を取り入れて業務改善に向き合う、その柔軟な姿勢があることにも驚きました。公務員は前例主義、というイメージが強くありましたが、そのイメージは薄くなりました。そういった環境のおかげで、無理をすることなく、自分らしく働けているな、と実感しています。
ICT技術をもっと政策に活かしたい
今後はどのような仕事をとおしてキャリアを築いていきたいのでしょうか。
Y.Sさん:今はいわゆる情報政策部門に所属しているので、「縁の下の力持ち」の役割だと思っています。ですが人口が減少し、職員数も減る中で行政サービスを維持するためには、どの行政分野においてもICT技術の活用は必須です。今後は教育や福祉、商業などもっと県民の皆さんに近いところでICT技術に係る政策を立案し、執行することにチャレンジしたいです。そのためにもできるだけ多くのシステム管理に携わり、行政の考え方に磨きをかけながらスキルアップを図っていきたいです。これから携わる分野でも費用対効果の高いシステムを構築し、「このシステムのおかげでうまくいった」と思ってもらえるような、そんな仕事をしていくつもりです。